ESADE MBA in BARCELONA      (PEPEです。バルセロナで学生してました。07年4月卒業)
by esade
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Operationについて

今Termでは、Operations Management というクラスを取っています。

私は今までOperationsという授業は大学でもとったことがなかったので、今回がはじめてのことですが、この分野は日本ってすごいなぁと見せつけられます。

というか、Toyotaってすごい会社だなぁと激しく思います。
Just-In-Timeとか、カンバン方式という言葉は聞いたことありましたが、ANDON, Poka-yoke, Jidoka, Heijunka...... 日本語の単語をグローバルスタンダードにしてしまう、強烈な影響力をもっているんですね。
TPS(toyota production system)はOperationの授業の基礎になっています。
もっとTPSについて知りたいかたはこちら

私が遠い昔、トヨタ本社に出張行ったときに、トヨタ市(トヨタ本社近辺の街、ちなみに本社はトヨタ市トヨタ町1番地)はほんとうにトヨタの車ばかり走っててちょっと異様な風景をみた記憶があります。その上、名古屋駅でレンタカーしたときに、(トヨタの会社に行くっていうのに)なぜか日産の車があてがわれて、石をぶつけられるのではないかと、ひやひやしながら訪問したことを思い出します。


授業では、Toyotaの他に、アパレルのワールドのケースを読んだりしたのですが、個人的に納得いかない点もあります。




Harvardのケースを使っていたのですが、会社が成功した理由はこういうすばらしいシステムを導入したからだ、とか、XXで生産性向上したため、とか軽々しく書いています。

確かによいシステムを導入すれば、+の要素として考慮されると思いますが、一番大切なのはそれを軌道に乗せるための優秀な人材、HumanResourceの質が必要です。
システムの末端部分は結構マニュアルに頼ることも多く、そこでDataをインプットする人が、間違ったり、時間通りにいれなかったりするとせっかくのシステムも間違った情報が流れることになります。それに、ここまで生産性向上にむけて努力する情熱、執念もとても大切です。トヨタシステムを"じゃあ、スペインの会社に導入すれば、その会社も成功する。"と勘違いしてほしくないです。
これだけの単語を作りだしたり、うまくシステムを軌道に乗せるためには、トヨタの人たちは一日12時間以上仕事していただろうし、会社の為に働こうという強い意志があったと思います。日本のカルチャーの場合、上からOOをしろ、とかXXに変えろ、というようなトップダウンはこういうシステムを変えるようなときに有効です。下の人も従いますからね。

スペインの会社では、やれ、といってもやらないし、会社の為に自分の生活を犠牲にするなんてもってのほかだし(残業なんてしない)、Dataインプットだって間違いが多い気がします。トヨタシステムも確実に遂行できる人材がいなければ無用の長物です。

スペインでは無理!と思っていたのですが、唯一、ZARAだけはすごいですね。
ZARAのOperationの詳細より、どうやって人材トレーニングをしたのか、そちらのほうが気になります。
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by esade | 2006-03-04 19:57 | Escuela [学校]
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