ESADE MBA in BARCELONA      (PEPEです。バルセロナで学生してました。07年4月卒業)
by esade
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WHY SPAIN? WHY ESADE?

あくまでも個人的見解のもと、「Why ESADE?」を記載しました。全ての情報が正しいわけではなく、バイアスもかかっていることを了解の上参考になれば幸いです。

私は当初、アメリカのMBAを目指していました。俗にいう、有名だからという観点で。その後、リサーチを重ねるにつれ、学校によって特色があり、教え方に違いがあり、それぞれ強み弱みがあり、というものがだんだんわかってきました。それである程度、この学校に行きたい、という志望校群みたいのは(自分の実力も考慮にいれ)選択しました。

そんな最中、2004年の夏とあるHOMEPARTYに呼ばれました。そこには、MBA卒のかたがた、あと1ヵ月後にMBAをスタートする方、そしてGMATを勉強していた私…、総勢10名前後の人々がいました。「今、GMAT勉強の最中で、来年入学目標でがんばっています。」と紹介された私。ちょっと赤面。
ざっくばらんな会話が進んだ中、MBAの話になった時、カリフォルニアのS大学のMBAを取得された方からこんな一言をいわれました。
“American Standardを勉強したければアメリカの学校に、International Standardを勉強したければヨーロッパの学校に行くといいわよ”

あまりにも、ショッキングな一言にハンマーで頭を打ちのめされたような気がしました。その後この女性Mさん、そして夫であるY氏、その友人S氏にはいろんなアドバイスをもらった。ただこの一言は私が学校選択する上で一番ベースになったことです。

考えてみたらそうだよな~。アメリカの学校にはよくインターナショナルとか書いています。けどこれって本当でしょうか?アメリカ人が70%も80%もいるところってインターナショナルなんですかね。クラスで討論するときなんかでも、マジョリティ(アメリカ人)vs マイノリティ(その他)の構図になると思いました。もちろんアメリカ人にもユダヤ系、アラブ系、アジア系、ヒスパニック系いろいろいるかもしれませんが、それでもアメリカ人でしょ。America As No.1で教育されてきてるし、やっぱり自分の国はかわいいもの。ひいき目で物事考えてしまいます。私はそれより、クラス編成でいったら一つの国からは多くて25%、マジョリティ対マイノリティではなく、多種多様な人種、カルチャー、それらが優越のない環境で勉強したいと思いました。
ただ、アメリカならではの有利さもあります。やはり世界No1の経済大国、政治大国。アメリカンスタンダードはそれを知るだけでも勉強になるし、マーケットもでかい。会計の世界ではUS GAAPが基本だし、なによりMBAという教育ビジネスモデルの発祥がアメリカ。教授もすごい人ばかりだし、やはりここで学ぶこともとても貴重だと思います。

上記理由のほかに、いくつか外的要因もあってヨーロッパにしたのですが、ヨーロッパ内で選択する上で3つ重要項目があります。





1) MBA+第3ヶ国語
MBAの基礎はどこの学校でもやることは一緒です。(一緒というのは会計、企業分析やマーケティング、HRM、オペレーション等々。違うのは教える人と教えられる人です。 ) そして石を投げればMBAホルダーにあたる、といわれるくらい(言われてないか…)、近年MBAはコモディティ化してきております。そこでどうやって差別化するかとなると、第3ヶ国語かな、と思いました。ヨーロッパの場合、3ヶ国語話せるのは当たり前で、中には4-5ヶ国語話せる人もいます。いろんな言葉が話せるとビジネスのときに有利なことは当然ですが、仕事抜きにして旅行行ったときも便利だし、ローカルの人々と話すと旅行の楽しさが倍増すると思います。ハイ… そんな中、私はスペイン語を選択しました。本当は中国語とかいいのかもしれないですけど…(聞いているとだんだんイライラしてきます。)それなら自分の好きなスペイン語(もしくはイタリア語)がいいなぁと思いました。

2) Quality Of Life
MBAでは1年半ー2年に1000-1500万円も投資するわけです。厳しい環境で勉強するのも一つです。私は勉強ももちろんですが、勉強以外のことも大切にしたいと思いました。まず気候。妻がとある事情で寒さが苦手なので、比較的暖かいところ選びました。そして食事。毎日まずいハンバーガーとかFish&Chipsとか食べたくないし、それなりにおいしいもの食べたい。最後に文化・街並み。学校は街中にあるか、もしくはカレッジタウンのように学校自体が田舎街になっている2通りの環境があると思います。私は街中での生活を希望していたので、バルセロナはアートに溢れ、街並みも素敵なのでベストの選択だと思います。毎日、満員電車にのって朝から晩まで働き1千万以上の収入を得る。それも一つの生き方だし肯定も否定もしません。ただ私は大学の同級生が癌で亡くなった昨年以来、自分にとってのQuality Of Lifeとはどういうものなんだろう、と真剣に考えるようになりました。

3) WRM(Wife Relationship Management)
学校ではCRMやHRM等いろんなManagementを学びますが、ある意味、最重要課題がこれかもしれません(笑)-Wife Relationship Management。自分は忙しく勉強し、週末もグループワーク(であろう)。一人身だったらそれで問題ないのですが、やはり妻との時間も重要です。受験前、TOEFLやGMATの勉強でどれだけ寂しい思いをさせたか、そういった反省の意をこめても、妻の楽しめる場所がいいと思いました。そして、勉強だけにストレスをかけるような環境もさけました。(ですので、バルセロナの厳しいもう一校にはアプライしませんでした)文化財も多く、人も優しい、そしてESADEは生徒のパートナーに無料で語学学校を提供してくれます。これは家で引きこもりにならないし、新しい友人をつくれる素敵なサービスです。妻が一人で街を歩いてもサグラダファミリアやグエル公園もあり、退屈することはありません。(と思う)そういえば、FTの紙面上でカップルのうちどちらかがビジネススクールにいくと別れる率が高くなるという記事をよんだことがあります。実際、離婚した人、またはカップルだったのが破綻、そういう話はよく聞きます。

その他

* Ranking
ヨーロッパでTOP10に入るような学校がよかった。ランキングがよければそれなりに優秀な学生も集まるだろうし、レベルの高い授業も受けられる。日本での知名度は別としてヨーロッパで名が知れていることも必要。そういった意味ではスペインに3校しかありませんが、最近のランキングでのESADEは異様なUP度 で特にBusinessWeekFTでは受験する前は自分の実力ではやばいのではなかと慄いていました。~まあ、自分にはそんなに重要項目ではありませんでした。

* Money(資金)
私費だったので、やはり資金面はとてもシビアに考えました。授業料だろうと生活費だろうと支出する合計値で考えると、イギリスは無理でした。例えばLBSはセントラルにあるしトータル約1500万円(以上)します。む、むりです。そうなるとヨーロッパではスペイン・イタリア・オランダ+フランスに絞られます。それでもEURO導入後はだいぶ高くなり負担が大きくなりました。~超、重要問題!プロミスにお世話になりたくなかったし。。。

* サッカーとMBAオリンピック
ライブでヨーロッパサッカーを見るときは日本では夜中です。日曜深夜、3AMから見るのは疲れました。普通の時間帯で見た~い。サッカーが生活の、文化の一部になっているのって素敵だと思いませんか?また、ヨーロッパの学校に行って、MBAオリンピックというイベントに参加したかった。(フランスHECでヨーロッパの大学院10校が様々なスポーツ競技を通じ競い合う)

最後に

長くなりましたが、結局、学業+スペイン語という選択に落ち着き、マドリッドにあるIE(Instituto de Empresa)とバルセロナにあるESADEの2校のみに出願し、運よく両校から合格をもらいました。マドリッドという首都の強みにも惹かれ、とても迷いましたが、IEは13ヶ月と短いプログラムであるため、学業はできても学業+スペイン語の両方をマスターするには短すぎると決断し、ESADEにしました

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by esade | 2005-07-04 14:46 | WHY ESADE?
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